■■■ サーキット便り。2005
USグランプリ
金曜日

 

 天気いいっす。
 モントリオールが「異常熱波」だったんで、こちらの「晴れてて、カラッとしていて、気温は27度くらい」という気候が気持ちいいです。
 アメリカグランプリって、昨年は来なかったわけですが、個人的に好きです。なんといってもロングストレートがかもしだす「抜けそうな」感じがいいっすよね。
 コントロールライン辺りを通過するF1マシンの音が、同じように高速レイアウトのモンツアなんかとはまた一味違った「狂った高回転」に聞こえるところも好き。これはきっと覆いかぶさるように作られたスタンドの醸し出すものなんだと思うんですけど、すごく「インディーサウンド」っていう趣で感動します。

 でもクルマ作りは難しいらしいですね。
 高速セクションに合わせてウイング寝せて行くか、それともインフィールドの低速セクションを大切にするか。その中間的な「いいところ」を探すらしいんですけど、どっちつかずになることが多く、各チームのエンジニアは頭を悩ませているようです。

 

 

 やってきましたインディアナポリス。
 この週末の天候は大丈夫だとのことですから、インディーらしいスリップストリームバトルが生じるように、ドライで思う存分走り込んでもらって、それぞれのマシン性能が拮抗すると面白いんですけど。

 この木曜日はフリーデーということで、予想をはるかに超えた観客が来場して盛り上がったってて驚きました。我々が会場に着いた午前10時頃にはもう凄い人。なんでかと思ったら、ドライバーのサイン会などのイベントが9時過ぎからめじろ押しに組まれていたんです。
 ちなみに写真はトークショーを囲む人々。
 マイケルや琢磨などの有名どころと、解説陣にアンドレッティーのような「米国有名人」を交えてて、こりゃ面白そう。お客さんも楽しめるわ。

 しかもですよ。
 しかも、「今年一番の注目ドライバー」で「世界初の快挙!インディー500でリーディングドライバーとなった」パトリック女子選手の運転による「インディーF1コース同乗走行会」なんてーのも行われれたんだもんね。いいなあ(^O^)

 ダニカ・・・・かわいかったっす。
 身長が多分154センチくらいでアメリカ人女性としてはかなり小さい上に、顏がまた小さいのよねえ。

 残念なことに「こういう時にはツーショット写真をガッツリ撮っちゃう」けんさわなのにできませんでした、惨敗・・・たいしたことないなあ<オレ

 

 

 しかあし!なんと、悔しいことに、まことにまことに悔しいことに、こんなことしてた人がいたのよ!
 あー、ダニカとツーショット・・・うらやましいぞ!
 って、良く見たら「ドンパでダチのKわいちゃん」じゃんか!
 それにしてもKわい氏とダニカの顏のサイズの違い方っていったらどーよ!@
 比べて見たいからさ、お願いだからその写真見せてね(^O^)

 このサーキットのパドックは広くて、歩いてくるドライバーの写真をカッコよく撮れるんで、カメラマンが撮影待ちでしゃがんでスタンバッっている、の図。です。
 

 仕事中のメカニックが双眼鏡をのぞき込んで見ているものは?
 しかも、右の人は「早くオレと替わってくれよー!」モードに入っていて、すぐに見たいものは???

 じゃじゃーん。これでした(^^ゞ
 ツーショットしてるのは敵チームの人だしぃ(^^;
(本人のプライバシーのため顏は隠しております)

 ルノーは毎回プロモーション撮影をモデルを使って行うのが通例なんですけど、今回の面子は「体操選手系」の美男美女達。体も柔らかいけど、バク宙とかしてて、なかなかいい撮影だったみたいね。
 ここで地面に開脚してポーズとってる子は、この後「メッチャ地面が熱かったぁー(そりゃ炎天下アスファルトだしい)太もも焼けちゃうー」と叫んでおりました。

 さてインディー。
 毎年厳しい戦いが行われるのは、高速セクションのおかげ。それも最終とその前の方のコーナー2つから全開で、充分に加速をしてからストレートに出てくるからに他ありません。このレイアウトは素晴らしい!

 写真はIRLのインディー500用のピットレーン。F1のピットと平行しています。
 F1は500などのオーバルイベントとは逆の周回方向なんで、タイヤ痕とかも当然逆。
 アメリカ人にとっては「オーバルは左回り」って染みついているんで、F1が逆に走るのが凄く興味深いんだそうです。

 そしてこれはオーバル区間の路面。
 昨年新舗装に張り替えたインディーだったのですが、一部に段差があってその部分を削ったらしいんです。するとその削った部分だけグリップが良くなっちゃって時速400キロでのマシンコントロールに支障を来たしてクラッシュが発生したりしたんだって。それで「だったら全部削っちゃおう」とアメリカらしく力技でオーバル全域にこの「グルービング」が施されたとか。

 おかげで凄くグリップが良くなっちゃって「高速コーナーも直線と同じ」なんてー状態になったとか。
 グルービングの間隔はだいたい5ミリ間隔なんで、凄く細かいサンドペーパーの上を走っているようなもの。
 非常にグリップがいいということは、Gがより掛かってタイヤには負担が大きいよねなんて言っていたんですけど・・・・・

 

 そこで「2年連続最終コーナーで大クラッシュ!」を演じてしまったのがラルフ。
 この写真(ピンボケですが)で注目してほしいのは、クラッシュ前なのに左リアタイヤが「リムから落ちて」しまっているということ。要するにホイルからタイヤが外れているでしょ?これじゃコントロール不能!

 すっかりダメージ状態の左リアタイヤです。
 いやー、それにしてもラルフにケガがなくて良かったんだけど。危ないよねー。まったく。
 基本的にBSもMiも「普通のエアで走行している分には危険はない」と言う見解。ラルフのケースは「スローパンクチャーによるエア漏れが発端」とのことですが、信頼すべき消息筋の情報によると「もともとトヨタさんが設定したエア圧が低かったのかもしれません」という意見もあるけど。だって、ゾンタ選手もタイヤバーストしてクラッシュしているからねえ。

 

 (クラッシュ写真は本誌に掲載予定です)

  このクラッシュを受けてミシュラン勢には「エアを高めで走行した方が良いですよ」と言う案内が出されたようで、各チーム高めのエアでのたれないセットに悩んでいるようです。
 こりゃBS勢には追い風かも知れませんね。

 

 カナダグランプリのあとモントリオールに居残って、水曜日にアメリカ入りしました。
 インディーに来ちゃうよりも彼の地の方が「徒歩圏内」に色々と揃っていて便利だったからです。
 世界有数の規模の地下街でウインドーショッピングしたりしつつ、いくつかの原稿仕事と「F速掲示板の現状対策」をして過ごしてたモントリオールでした。

 掲示板って「荒れる」とか「荒れたのは管理の問題だ」とか「管理するな」とか「閉鎖しろ(これを言うのが好きなひとがまた困ったものですわ」とか色々な意見が交錯する場所なんで「誰かの肩を持つ」「誰かだけを非難する」ことはできません。掲示板を設置しているだけでも「F速は勇気があるのか世間知らずなのか」と言われたりするくらい難しいコミュニティーですよね。
 僕が全ての管理をしているわけでも(物理的に無理)なんでもないんですけど、それでも責任感の部分でかなり気にしているんですけども、まあ、難しいですわ。

 閉鎖して「ああ荒れる掲示板が無くなって良かった」って、そんなのは「場」を消すだけで何の意味もないんで、閉鎖とかは考えませんけど、「自由で書きやすく、いろんな意見が飛び交う」っていうのは「甘い」ですかねえ。できればアクセス制御とか連続書き込み禁止とか出入り禁止処置などの強権を発動したくないもので、システム的にはすぐにできることですが、今しばらく様子を見させて下さい。

 現在の困った状況を一時的にでも改善する方法として「連続書き込み禁止(一定時間経過後でなければ次の書き込みができないようにする)」が有効だとは分かっているのですが、スレッド連立式の掲示板で、次々と読みながら、次々と発言して行く面白さがある以上、あまり導入したくないのです。

 できれば夏くらいまで様子を見させて頂いて、あまりにも「一部の困った人の」の常軌を逸した振る舞いが収まらないようでしたら、少しずつ使いごごちは悪くなるかも知れませんがなんらかの方策を加えるかもしれません。

 ホリエモンのブログのメッセージのように、「何を書かれても、どんなに荒らされても放置」っていうのは、やっぱりできませんから、ある程度の削除などは今後も続けさせて頂くことになると思います。

F1速報掲示板を見守っているスタッフ一同
代筆 澤田賢志